はじめに
リンクアンドモチベーションでは2ヶ月ほど前からChatGPTのTeam Planを導入し、それに関する記事 (リンモチ、ChatGPT Teamを導入しました！) を先日投稿しました。 それからというもの様々な部署のメンバーから多くの社内GPTsが共有され、活用が行われています。 今回は、その中から特に「便利！」「面白い！」となったものをいくつかご紹介します。
社内GPTsの紹介
GPTsのカテゴリごとに、弊社内で作成されたGPTsの一部をご紹介します。
業務効率化系
① 議事録サマリくん
議事録の文字起こしデータを添付するだけで、サマリを自動生成してくれるGPTsです。
事前に設定したフォーマットでサマリを生成してくれます。上記の例では「決定事項」「継続検討事項」「ネクストアクション」の3つを文字起こしデータから抽出しています。GPTs化することで繰り返しプロンプトを入力する必要がなく、議事録の作成が格段に楽になりました。
② メール返信文面作成
受信したメールの文面を貼り付けるだけで、そのメールに対する返信を自動で作成してくれるGPTsです。
受信したメール
GPTsが作成した返信の文面
文面をゼロから作るのではなくGPTが作った文面を微修正するだけなので、メール返信に使う時間が削減されました。
技術系
③ 型付け肩代わり
プログラミングの型付けを自動で行ってくれるGPTsです。
特にSorbetを利用しているRubyのコードに対して、ファイルを貼り付けるだけで型付けを完了させてくれるのでとても便利です。
壁打ち系
④ 佐藤太郎
架空のキャラクター、「2000名の従業員を持つ日本の中堅製造業のHRマネージャー」である佐藤太郎さんに向けて提案ができるGPTsです。
これにより、実際の顧客を想定し、顧客へ提案する前に内部でのイメージや検証が可能になりました。
おもしろ系
⑤ いいやつ
ユーザーの入力に対して常に前向きな反応を返すGPTsです。
日々の仕事のストレスがたまっているときや誰かに吐き出したいときの気分転換や励ましに役立っているかも(?)しれません。
最後に
今回は社内で活用されているGPTアプリケーションのごく一部を紹介しましたが、日々ユニークなツールが開発されています。これらは社内限定のため、社内の情報を自由にインプットとして使えることや、試験運用の段階で気軽にフィードバックを共有できるのが大きなメリットです。皆さんも是非、ChatGPTのTeamプランとGPTsを活用してみてください。
