Link and Motivation Developers' Blog

リンクアンドモチベーションの開発者ブログです

Autifyをチームで自律活用するには? 「Autify community meetup テスト自動化を軌道に乗せるまでの道のり」に登壇しました

はじめに

こんにちは

リンクアンドモチベーション QAエンジニアの小島です

 

開発ツールの導入者がチームにツールを浸透するのに苦労する

というのはあるある話かと思います

  • なんで必要なの?
  • どう操作するの?
  • どうメンテしていくの?

こうした壁を乗り越える話を、先日Autifyさんのイベントで発表させて頂きました

その内容や気付きを紹介します

 

活用に至るまでの道のり

実は、弊社でAutifyを導入してから1年が経ちました

 

振り返ると、色々な壁を乗り越えて来たんだなと感じます

  • そもそもAutifyってなに?から説明したり
  • 導入でテスト工数が削減できて喜んだり
  • 時に活用が難しくなって相談をもらったり
  • 自由に使い方を改善するチームが出てきたり

中でも今回は、開発チームが自律的に活用するステップに焦点を当てています

 

発表内容

スライド

speakerdeck.com

 

YouTube

発表は30:45~です

やまねさんの発表(16:00~)もおすすめです!

導入までの意思決定やパイロットユーザー作りといった、組織全体を巧みに巻き込む事例が印象的でした

Autifyさん、お誘い頂きありがとうございました

 

気付き: 導入者こそE2Eの良さを知ろう

開発チームにAutifyの活用を託すまでに、弊社ではこれだけの人を動かす必要がありました

  • 開発トップに意義を理解してもらい、
  • Autifyさんと契約し、
  • SREと連携して環境構築し、
  • 開発チームに意義や効果を分かってもらい、
  • エンジニアがひとりずつ操作できるようになり、
  • そして、ひとりひとりに活用してもらい、

ここまで色々な人を巻き込む導入者は、一体何を動機に動くんでしょうか?

私にとっての答えは、導入者当人がE2Eテストの意義を確信していることだと思います

 

いくら巻き込み方が分かっても、実際に巻き込むのはそれなりに大変な仕事です

「E2Eテストってなんとなくよさそうだよね」

ではなく、

「E2Eテストの特徴は、私たちのプロダクトのこんな課題を解決できるね!」

という具体的な方針が立てば、開発チームのみんなも納得して動いてくれるはずです

 

イベントページはこちら

autifyjapan.connpass.com