はじめに
こんにちは
リンクアンドモチベーション QAエンジニアの小島です
開発ツールの導入者がチームにツールを浸透するのに苦労する
というのはあるある話かと思います
- なんで必要なの?
- どう操作するの?
- どうメンテしていくの?
こうした壁を乗り越える話を、先日Autifyさんのイベントで発表させて頂きました
その内容や気付きを紹介します
活用に至るまでの道のり
実は、弊社でAutifyを導入してから1年が経ちました
振り返ると、色々な壁を乗り越えて来たんだなと感じます
- そもそもAutifyってなに?から説明したり
- 導入でテスト工数が削減できて喜んだり
- 時に活用が難しくなって相談をもらったり
- 自由に使い方を改善するチームが出てきたり
中でも今回は、開発チームが自律的に活用するステップに焦点を当てています
発表内容
スライド
発表は30:45~です
やまねさんの発表(16:00~)もおすすめです!
導入までの意思決定やパイロットユーザー作りといった、組織全体を巧みに巻き込む事例が印象的でした
Autifyさん、お誘い頂きありがとうございました
気付き: 導入者こそE2Eの良さを知ろう
開発チームにAutifyの活用を託すまでに、弊社ではこれだけの人を動かす必要がありました
- 開発トップに意義を理解してもらい、
- Autifyさんと契約し、
- SREと連携して環境構築し、
- 開発チームに意義や効果を分かってもらい、
- エンジニアがひとりずつ操作できるようになり、
- そして、ひとりひとりに活用してもらい、
ここまで色々な人を巻き込む導入者は、一体何を動機に動くんでしょうか?
私にとっての答えは、導入者当人がE2Eテストの意義を確信していることだと思います
いくら巻き込み方が分かっても、実際に巻き込むのはそれなりに大変な仕事です
「E2Eテストってなんとなくよさそうだよね」
ではなく、
「E2Eテストの特徴は、私たちのプロダクトのこんな課題を解決できるね!」
という具体的な方針が立てば、開発チームのみんなも納得して動いてくれるはずです