Link and Motivation Developers' Blog

リンクアンドモチベーションの開発者ブログです

リンクアンドモチベーションに入社して「いいね!」と感じたこと5選

(※本記事は去年の弊社のQiita アドベントカレンダーに投稿したものです。)

はじめに

2022年7月にバックエンドエンジニアとして中途入社して半年が経とうとしています。

この機会に「ところで入社してどうだったのよ?いいことあった?」を振り返っておこうと筆を取りました。
他社ではどんな取り組みが行われているのか、組織・チームづくりのために情報収集している方の参考になれば幸いです!

1. 入社してすぐ成果を求められない

「中途入社なんだから、即戦力として早く成果を出さなきゃ」
転職したほとんどの人が感じるであろう不安や焦り。私もめちゃくちゃ抱えてました。

ただ、環境がガラッと変わるストレスは大きく、慣れない環境で目の前の成果を急いでも上手くいかない。それでまた焦る…

そうならないために、リンクアンドモチベーションでは中途入社者に対して、まずは環境に適応すること、そして「中長期的な成長」を求めています。
入社して最初の1ヶ月は会社のルールや歴史、ミッションなどを理解するためのエントリープログラムが組まれており、ドキュメントや書籍からのインプット、チームメンバーとの相互理解をじっくり行います。
その後、Will-Can-Mustのフレームワークに沿って今後について上司と話し、自分のやりたいこと・成長が成果につながるよう業務インしていきます。

その間、何度も「焦らなくていい」「馴染むまで、成果ではなく部外者として組織に対する違和感や課題をフィードバックしてほしい」という言葉をいただき、成果を出せなくても貢献できることはあると救われました。

焦りや不安が解消されるとともに、中長期的な視点を持って働くことができる環境なんだな、いいね!と感じたポイントです。

2. 「雑談」という時間

入社して1ヶ月のエントリープログラム中、私には「サポーター」「パートナー」「雑談設定者」というサポート体制がありました。

役割
サポーター 業務のサポートをしてくれる、第1相談先
パートナー なんでも相談役。毎週1on1でコミュニケーション
雑談設定者 毎日30分くらい色んな人との雑談枠を設定してくれる

特に雑談設定者という存在が新鮮でした。

エントリープログラム中は個人でのインプットがメイン。
出社日は週に一回、その他はリモート稼働ということもあり、なんか孤独を感じそうだな〜と思っていたところ、毎日1回は雑談設定者が自チームや今後関わりがありそうなメンバーと雑談をセッティングしてくれていました。
おかげで転職したて特有の心細さが解消され、環境に馴染むスピードを上げてくれたと感じています。

気軽に話しかけてねと言ってもらえるととても嬉しいのですが、「全然関係ないことなんですけど〜」と話しかけるまでに乗り越えなければならないハードルをいくつか持つ人見知りには、このサポートがとてもありがたかったです。

3. 大切なことを繰り返し伝えてくれる

大切なこと・定着させたいことは何度も何度も繰り返し伝えようという文化があります。 共通認識がまだ出来ていない新メンバーにとって、これは素直にありがたいな〜と感じました。
毎週の朝会や月末の納会など、多くの人が集まる会議で繰り返し伝えてくれます。
大切なことだからこそ何度も、当たり前のようですが、当たり前になるまで続けることが大切ですね。

開発組織で(たぶん)一番繰り返されている大切なことをご紹介します。

最初に質問をする人は偉いです
 次に質問しやすくなるからです
馬鹿な質問をする人は偉いです
 質問のハードルが下がるからです
関係のない質問をする人は偉いです
 話が広がるからです

4. 個人のキャリアアップサポートが充実している

リンクアンドモチベーションでは3ヶ月ごとに3種類の目標を設定し、個人のスキルアップと共に成果創出していきます。

内容
組織目標 組織・チーム全体で追う目標。OKRで管理
パフォーマンス目標 組織目標に対して自分が貢献・達成すべきこと(定量)
ストレッチ目標 組織やパフォーマンス目標を達成するために伸ばしたいスキル、目指すキャリアのために習得したいこと(定性)

しかし、目標を考えるにあたって「自分は何がしたいんだっけ…」「なりたい姿はあるけど、それに向けて何をすればいいんだ…」という悩みはつきものです。
そんな迷える子羊をサポートする取り組みがリンクアンドモチベーションにはありました。

職場サーベイフィードバック

半年に1度、上司とチームメンバーからのサーベイを実施し、サーベイの分析結果とメンバーからGood/Moreという形でフィードバックのコメントをもらい、半年後に目指す姿を設定します。
私は入社したてだったためオブザーバーとして他メンバーのフィードバックに参加したのですが、自分の未来について真剣に考えてアドバイスをもらえる場が業務内にあるということが驚きと感動でした。
フィードバックというとなんだか傷つきそうで怖いな〜という気持ちもありますが、自分で黙々と考えて悩むより、第三者視点も交えることでより明瞭な目標になり、決定した目標もその場で共有されているため、その後のサポートも受けやすいというメリットもあります。

輝かしい未来を考える会

個人のキャリアについてもっと踏み込んで考える施策も行われています。
詳細は下記の記事をどうぞ!

qiita.com

5. 開発組織の新しい取り組みや改善が続々とされている

リンクアンドモチベーションの開発組織は日々アップデートされています。 いいな〜と思った取り組みをいくつかご紹介いたします!

週3日のNoMeetingDay

週に3日、13-19時の間は会議を入れず、個人の作業に集中しようという施策です。
まとまった作業時間を確保できるようになったことでスケジュールが立てやすく、集中して開発を楽しめるようになった大変嬉しいアップデートでした。

社内Wikiがある

ちゃんと生きている社内wikiがありました。
知見を共有し、意見交換できることが組織で働くメリットだな〜と思っていたのでとても嬉しかったです(私もちゃんと投稿します)

link-and-motivation.hatenablog.com

開発生産性向上中

SREが中心となり「リードタイム/デプロイ頻度/変更失敗率/MTTR」の4指標を追って日々改善が進められています。
他にもフロントエンド会・バックエンド会といったチーム横断でプロダクト改善していこう!という取り組みもされており、「なんかここイケてないな〜」を「じゃあイケてるもんにしよう!」と動ける環境や仲間がいることはモチベーションにつながります!

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ハッカソン開催や外部講師を読んでの勉強会

業務の枠を超えた新しいチャレンジやスキルのアップデートによって、さらに開発組織を良くしていこうという取り組みもガンガン行われています。
新しい風を取り入れるような挑戦はやはりワクワクしますね!

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おわりに

私がリンクアンドモチベーションに転職した理由の一つに「楽しく仕事できるようなマネジメントや組織づくりを学びたい」というものがありました。
組織づくりに正解はなく、すべての人にとっての「いいね」を見つけるのは大変なことかもしれません。
それでも、誰か一人にでもいいねを届けられるよう、来年は私もチャレンジしてアウトプットする年にしていきたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!